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 レイアウト製作 広大環状線編 



このページでは、てっけんが製作したレイアウトをご紹介します。
現在てっけんには、平成15年製造のレイアウトを改修した広大環状線レイアウトと、旧レイアウトを改修し、平成17年に8の字複線エンドレスとして復活を遂げた茶屋町レイアウトの2つのレイアウトがあります。また、最大12両編成の列車が置けるヤードもあります。
その他、宇品線特別企画として2006年に宇品線モジュールレイアウトを製作しました。製作の様子は宇品線廃止20年特別企画特設ページをご覧ください。


広大環状線レイアウト

平成19年大学祭に向けて平成15年から使用されていた旧レイアウトを大々的に改修し、新たに「広大環状線レイアウト」として生まれ変わりました。なお、このレイアウトの元となった旧レイアウトの写真は2004年の大学祭てっけんカメラのページに記載されています。

下は広大環状線レイアウトの線路図です。一部以外はTOMIXの鉄道模型レイアウターFを使用しました。

広大環状線線路図

土台を含めるとこのような感じです

広大環状線簡略図

 この案における主な特徴は次の通りです。
特徴
基本は複線楕円エンドレスとしています。
スーパーミニカーブレールの使用により、内側のスペースを有効活用しています。
ヤードと接続することを考え、準備線を作成しています。既存のヤードとの接続や、新規作成の計画がある新ヤードとも接続できるようにする予定です。
カーブ半径を280mm以上にし、新幹線の入線を考慮していますが、実際には走るかどうか不明です。
7両編成以下の入線を考慮して設計しています。
LEDを建物・駅に組み込み、夜景モードに対応しています。

土台と地図のにらめっこ

 土台がある程度完成した状態。これよりも前の写真は・・・。土台は旧レイアウトの上に発泡スチロールを置き、その上にベニヤ板を取り付けることにより、上下の二段構成にしました。保存性よりも作業の迅速化を図りました。その後、地図とにらめっこしながらこの先の線路の位置や建物の配置を決めます。



形になってきた

 上の段にレールを配線し、地面を着色した状態。まだバラストは撒いてません。土手を粘土で作りましたが、ヒビがはいって大変でした。



ほぼ完成状態

 内側にも配線と塗装を終了した状態。上の写真から工学部停車場(写真右側)が増設されました。内側線のヤードには、もし現実に完成すると走る可能性の高い、キハ120系です。当日走行しても壁をこすらないように、走行試験で活躍してもらいました。



土台を右から見た図

 生物生産学部方面から見た図。池と川は接着剤を使って再現しました。LEI氏による力作です。



レイアウト裏製作中

 レイアウトの裏側の製作風景。後述するLED設置のため、従来より配線がカオスです。裏側をいじるときはこのようにレイアウトを傾けなければならず、人手が要ります。しかしその後はちまちまとした作業です。



試験走行

 完成に近づいたので試験走行させてみました。一部のポイントを除き、快調に走ってくれました。その一部ポイントがまさか後で問題となるとは思ってもみなかった・・・。



試験走行2

 すごく快調に走ってくれている485系。ポイントを身をくねらしながら走る姿はやっぱりカッコいい!山陽本線全盛期を彷彿とさせます。



列車事故

 調子に乗って遊んでいると、油断して20メートル級の車両は走行できないはずのスーパーミニカーブレールにつっこんでしまい・・・。



こちら事故現場上空です

 上の写真を上空から。ありえない角度で曲がってます。この事例のおかげでやはり20メートル級の車両は入線できないことが実証されました。



問題のポイント

 走行試験中、不調だったポイント。原因はバラストを撒く際に使用したボンド水がポイント内部に入ってしまっていたということでした。



ぶどう池方面

 広島大学の象徴(?)でもある、ぶどう池とその周辺。ライケンと呼ばれるコケの一種を加工したものを池の周りに設置することで、本物っぽくしてみました。
 教育学部や文学部のあたりから出ている白いものは、後で記述するLEDです。



スペイン広場方面から

 前述のライケンを川の周りにも設置。スペイン広場(写真手前側の内線線路脇)の再現をどうするか考えるのに苦労しました。結果、線路を敷設するにあたり、半分切り取られたという設定に。階段まで再現という、はやたま52号氏の力作です。



工学部

 建物の材質は紙です。建物の側面には実際に撮影してきた写真を使い、リアル感を高めています。工学部棟が完成したので並べてみました。前に駅があることで、工学部も便利に!?
 後ろのほうでは模型だからこそ再現できる編成が走行中。



ドミノ

 工学部って第十類まであったっけ?完成した建物を一列に並べてみました。まるでドミノ倒しのよう・・・。



一列に

 横に並べてみました。ただ遊んでるだけです。おそらく実際に建設されると、日本一長い廊下になることでしょう。こういうことができるのも製作中の醍醐味です。



総合科学部

 総合科学部はちょうど駅がかぶる位置にあるので、一番頭をひねり、最後の難関でもありました。SU-3氏によるデフォルメで難なく(?)解決。大学祭当日もお客様の目を引くアクセントになりました。



夜景モード

 今回正式採用された夜景モード。建物は地面に、駅は屋根にLEDを設置し、建物を光らそうという試みです。建物の窓以外は光を通さないようにすることがこの試みの最大の問題でした。窓以外は内側を黒色にすることで解決。明るい中ではわかりにくかったものの、周りを暗くすると幻想的な情景になりました。



レイアウト裏側

 LEDの分、従来よりも配線が増えたレイアウト裏側。紙の上では簡単な配線も、雑な人が実際に組み立てるとぐちゃぐちゃになる良い例です。この配線を簡単にすることも来年以降の課題です。



レイアウト完全体

 レイアウトの全景。何とか大学祭に間に合いました。

大学祭当日の写真はてっけんカメラで。



保存

 保存するときはこのように建物をはずし、壁に立てかけます。大学祭の目玉として二日間、ご苦労様でした。また来年もよろしくお願いします。



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