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 てけカメ 2010年度下半期 



ここでは、てっけんメンバーが撮影した画像を公開しています。

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〜 2010年度下半期 〜


秋ハイク ( 2010.12.12)

宮島SA

今年の秋ハイクの行き先は山口県の角島になり、現地まではレンタカーで往復することになりました。
当初は秋ハイクの行き先として鞆の浦が最有力候補でした。しかし、行程が単純すぎるという理由で根強く反対する会員もいました。
そんな中、行き先の決を採ろうとした時、鞆の浦希望の人が一番多かったものの、過半数ではなかったため候補を絞り込んで決戦投票へ。 すると、どういうわけか行き先が角島に決まったというわけです。

かくして、てっけんの公式行事としては去年に引き続き2度目となる、レンタカーメインの旅行をすることになりました。
というわけで、今回はマツダのプレマシー2台と、ロードスター1台を手配し、宮島SAに集合しました。
ここから一路山口方面へ向かいます。



運転中

早速山口に向けて3台とも一斉に出発しました。
それにしても、この光景、あの時のシチュエーションとものすごく似ている気が…。 おそらく一種のデジャヴュでしょう(笑)。
ちなみに、運転しているのはVapor氏です。



秋吉台

美祢でインターチェンジを降り、途中で秋吉台の展望台に立ち寄りました。
目の前には石灰岩を主体としたカルスト地形が広がっています。
所々に凹凸が見られるのは、雨によって石灰岩が溶かされたためです。
各会員がこの雄大な風景をバックに写真撮影に興じていました。



ロードスター

先に到着していたプレマシー2台より若干遅れてロードスターが展望台の駐車場に到着しました。
運転してきたのは前日に免許を取ったばかりのLuna氏です。
外観がかっこよくて凛々しいオープンスポーツカーということもあって、会員の間でも大人気!
多くの会員が様々なアングルからロードスターを撮影していました。



カルスト台地

昼食場所の長門市に向けて再出発です。
展望台を出発してしばらくの間は、カルスト台地が目の前いっぱいに広がります。
羊の群れのように見えるのは、すべてむき出しになった石灰岩です。



バイキング

昼食のために、長門市のバイキングレストランに立ち寄りました。
ここのバイキングレストランは、地元で取れた食材を使用したメニューを売りに出しています。
ご飯やおかず、パンなどがとてもおいしく、会員全員に好評でした。
写真は食事中の一コマ。何か一人だけ変なポーズをしている人がいますが…(笑)。



ロードスター運転中

秋吉台では写真撮影の被写体になったロードスターですが、乗ってみたいとか運転したいという人も続出しました。
S田氏もロードスターの運転を楽しんでいます。
筆者は運転しなかったかって?実は、筆者はAT限定なんです…。



仙崎駅

昼食会場のバイキングレストランから十数分して、仙崎駅に到着しました。
ここから阿川駅まで観光列車「みすゞ潮彩」に乗る人と、3台の車を回送する人とに分かれます。
この旅でようやく鉄道にありつけました。



みすゞ潮彩

仙崎駅のホームにみすゞ潮彩が到着し、多くの会員が列車に乗り込みました。
列車名の由来は仙崎出身の詩人金子みすゞからきています。
仙崎周辺にはみすゞゆかりの施設などがたくさんありました。



みすゞ潮彩車内

この列車の最大の魅力は、何といっても指定席の全席が海側を向いていることです。
大きな窓に海が姿を現すと、全員が身を乗り出して景色を眺めたり、写真撮影に夢中になってたりしてました。
目の前に広がるコバルトブルーの海は本当にきれいです。



観光ガイド

みすゞ潮彩の車内には、車掌だけでなくボランティアの観光ガイドの方々も乗車しています。
車内販売を実施しているほか、丁寧な観光ガイドもしてくれました。



向津具半島

観光ガイドの方が案内してくれた風景の一つがこちら。
あちら側に見える陸地は、その名も向津具(むかつく)半島。
一見かなりユニークな地名に見えますが、その地名とは裏腹に、見ていてかなり心がいやされるような風景が目の前に広がっていました。
機会があったらぜひとも向津具半島までドライブに行ってみたいですね!



集落

車窓には、このような集落も流れて行きました。
中国地方独特の赤瓦に、きれいな海や港に面した集落…。
このようなローカル色あふれる風景が堪能できるのも、鉄道の旅の魅力ではないでしょうか。



みすゞ潮彩とキハ40系

その頃、車の回送の方に回ったグループは一足早く阿川駅に到着していました。
筆者を含めた列車組が下車した時、レンタカー組の会員がホームで出迎えてくれました。
写真は同時に並んだみすゞ潮彩とキハ40系広島色。なかなかいいアングルで撮れています。



阿川駅

阿川駅で列車組とレンタカー組と合流しました。
この駅は一応駅前の商店が切符を扱っているという「簡易委託駅」らしいのですが、駅構内には「切符の取り扱いを中止した」という商店からの張り紙がありました。
最近の地方の駅って、こういうところが多いんでしょうねえ…。
なにはともあれ、メインの目的地である角島に向けて再出発です。



角島大橋

ついに、角島の玄関口である角島大橋に到着しました。
角島大橋は2000年11月3日に開通した橋で、通行料金無料の離島架橋としては日本で2番目の長さだそうです。
橋の造形美や周辺の自然の美しさで満ち溢れており、CMや映画などのロケ地としてたびたび登場しています。
言うまでもなく、写真撮影やドライブ、ツーリングにはもってこいの場所!
多くの会員が写真撮影に夢中になり、その間にも次々と観光バスやバイクの集団が通過していきます。



展望台

角島にわたる前に、会員全員で橋入口にある展望台に立ち寄りました。
当日は時折強風が吹き付ける寒い日でした。それにもかかわらず、展望台の下ではサーフィンをしている人がちらほら。
この後、会員全員で記念撮影をし、角島に上陸しました。



猫

角島に上陸し、休憩所の「しおかぜの里角島」に到着しました。ここでいったん自由行動になります。
ここしおかぜの里角島はいわば道の駅みたいな施設で、角島観光の一大拠点になっています。
ここに残ったグループは敷地内の物産館や露店をぶらぶらしてきました。
ここの店の人によって猫もたくさん買われており、一時猫戯れサークルと化していました(笑)。



角島灯台

会員の中には、角島灯台まで足を延ばした人もいました。
角島灯台は1876年に初点灯した石造りの灯台で、日本海側に設置されたものとしては初の洋式灯台です。130年以上たった現在でも現役で活躍している歴史ある灯台です。
普段は入場できるのですが、この日は強風のため閉鎖されていました。
行ってきた人の話によれば、結局寒さに凍えながら周辺を散策してきたのだそうです。



海岸

角島といえば、やはり何といっても海!
きれいな海岸線に荒波が容赦なく押し寄せてきます。
この日は特に風が強く、とても絵になるような風景を撮影することができました。



角島焼

角島周辺では、イカやサザエなどといったおいしい海産物が取れることでも有名です。
しおかぜの里角島の敷地内では海産物を使った様々な料理が売り出されていましたが、一番心に残っているのが、この角島焼です。
見た目は普通のたこ焼きですが、中にはタコだけでなく、地元で取れたイカやサザエも入っているというものです。
かなりの人気商品らしく、筆者が頼んだのがこの日最後の1セットでした。
中身の海産物が美味であるのはもちろんのこと、やはり最後のものはこの上なく最高です。



特牛駅

しおかぜの里角島に再集合し、ここから最終目的地の川棚温泉に向かいました。
筆者を含めた一部のグループは、途中の特牛駅に立ち寄りました。
この駅は「こっとい」と読み、難読駅として有名です。
また、映画「四日間の奇蹟」では「伊上畑駅」として使われ、その時のロケセットも展示されています。



瓦そば

最終目的地の川棚温泉のホテルに到着しました。
この旅行の最後の〆は瓦そば。瓦そばは西南戦争の時に兵士たちが食べたのが始まりという歴史ある料理です。
会員みんなで瓦そばをほおばり、ちょっとした宴になりました。この旅行にふさわしいラストを飾れたのではないでしょうか。



解散

瓦そばを満喫した後、ホテルの駐車場で流れ解散になりました。
去年に引き続きイレギュラーな内容になりましたがいかがだったでしょうか。
この後広島まで安全運転に勤めながらそれぞれの自宅に戻っていきました。






大学祭 ( 2010.11.6〜7)

搬出

早朝の鉄研ボックス。
モジュールや模型の部品の搬出が始まりました。
てっけんで最も忙しい2日間の幕開けです。



準備

2010年の大学祭も、ここ総合科学部K101号室が会場になりました。
モジュールや模型などが次々と運び込まれ、会場が整備されていきます。



全体像

昼ごろにモジュールの設置が完了し、お客様の受け入れを開始しました。
写真はモジュール全体の俯瞰図。
今年は2つの新作も同時に組み合わさりました。



貨物ターミナル

そのうちの一つがこの貨物ターミナル。
全体は紙吹雪氏が、詰所の照明配線は影虎氏がそれぞれ担当しました。
横に積み上げられている貨物コンテナが見事なほど再現されています。
「JRF」の文字が入ったものだけでなく、最近流行りのアニメのパロディも入っているようです。



防波堤

もう一つの新作はこちら。
こちらも紙吹雪氏制作で、防波堤沿いの線路とそのそばにそびえたつ城が再現されています。
写真は波打ち際を通過する宇部興産の石灰輸送列車です。



宇品線

宇品線レイアウトの登場から早くも4年がたち、すでにおなじみのものとなりました。
先ほどの石灰輸送列車が川を渡っていきます。
周りの風景に溶け込んでいる感じがいいですね。



公営団地

ゆめタウンのそばには新しく公営団地が開発されました。
この団地は影虎氏とパーマン氏の合作です。
団地の壁の汚れまで詳細の再現されていて、かなりお見事です。



夕景

先ほどとほぼ同じアングルから。
蛍光灯を消し、明るさが調整できる白熱灯をうっすらとつけると、このような幻想的な夕景を堪能できます。
団地とゆめタウンの間を駆け抜ける223系もかなり映えて見えます。

そういえば、夜景モードは正式に実施していますが、「夕景モード」なるものはやっていません。
来年から正式に導入することを検討してみようと思います。



夜景

そして、もはや毎回おなじみになった夜景モード!
団地には一棟あたり7個の電球が付いています。
それぞれ個別に照明をつけたり消したりすることができ、組合せのパターンは一棟あたり128通りもあります。
配線を手掛けたのは影虎氏です。この技術には本当に脱帽です。



新作と広大環状線

毎年おなじみになった広大環状線と、紙吹雪氏制作の新作レイアウトが隣り合わせになりました。
広大の敷地を再現した広大環状線は、もはや大学祭の展示の上で欠かせないものとなっています。
環状線と新作レイアウトの相性も抜群です。



昨年の新作

昨年作られた寺院と田園風景のレイアウトは、今年も外周線に組み込まれました。
その田園風景を、かずお氏所有の蒸気機関車が駆け抜けていきます。
田園風景を駆け抜ける蒸気機関車はかなり趣があるものです。
昨年作られたばかりの新作は、早くも外周線の「顔」として定着しつつあります。



ヤード

列車の発着場であるヤードには、てっけん所有の車両を始め、各会員所有の車両が今年もたくさん並べられました。
103系や415系、485系といった歴代の名車が並んでいます。
特にこのアングルからの写真は迫力満点です。



大事故

鉄道模型のレイアウトの要素としては、実際に走行する鉄道車両だけでなく、周りの風景も大変重要です。
駅周辺の道路や駐車場には毎年のようにミニカーも配置されます。
写真は線路の上をまたぐ高速道路。ところが、配置の仕方が雑だったのか、トラックとパトカーが衝突したり、横転していたりと大惨事に。
実際にこんなことが起こったら大変です。模型の世界でも現実世界でも、安全運転を第一に…。



ぬり絵

毎年好評を博している(?)ぬり絵コーナーは今年も登場。
元の車両の色を忠実に再現していたり、大幅にアレンジして個性的なものになっていたりして、幅広いバリエーションのぬり絵が次々と展示されていきます。
しかし、ぬり絵のほとんどが各会員の手によるものであることは公然の秘密です。



前面展望

昨年は紙吹雪氏制作の鉄道PVが上映されましたが、今年は夏合宿の時に撮った貸し切り列車の前面展望が上映されました(三陸鉄道様の許可を取って撮影したものです)。
各会員、OB、OGにはもちろんのこと、一般のお客様にも好評だったようです。



企画展示

今年も夏合宿の報告と、企画展示が実施されました。
今年の企画展示のテーマは、切符とICカード乗車券についてでした。

ちなみに、毎年大学祭の展示企画で各団体のクイズに答える方式のスタンプラリーに当会も参加していますが、今年のクイズは「展示されている切符は何枚あるでしょうか?」というものにしました。
そのためか、企画展示に関心を示すお客様が例年より多かったようです。



電車でGO!

毎年のように子どもたちの間で人気を博している電車運転体験ゲーム「電車でGO!」が今年も登場。
小さい子どもたちにはもちろんのこと、大学生や大人の方まで幅広い年代のお客様に楽しんでいただきました。
そういえば、電車でGO!で遊ぶ子どもたちの中には、昨年も来てくださった人も少なくありませんでした。
てっけんの展示に毎年のように顔を出してくださる常連の方が多くいらっしゃるのは、本当にうれしいことです。



onちゃん

「なるほどてっけんじゃねーの」が今年のテーマだった大学祭。
今年は例年よりはるかに多い1422人の方に来場していただきました。本当にありがとうございます。

最後は各会員の写真、OBのこんさど氏お気に入りのマスコットキャラとともにお別れです。来年の大学祭もよろしくお願いします。



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