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 てけカメ 2009年度上半期 



ここでは、てっけんメンバーが撮影した画像を公開しています。

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〜 2009年度上半期 〜


夏合宿 ( 2009.9.5〜8)

東武浅草駅にて

今年の夏合宿は、過去数年で行ってないところを中心に検討した結果、関東起終点で北部へ大周遊ルートをとることになりました。

9月5日、東武浅草駅へ正午に集合。まずは東武鉄道の特急「スペーシア」で日光を目指します。
今年の参加者は15人。最近参加者が多いのは嬉しいのですが、宿や交通の手配にひと苦労しました。
東武浅草駅にはOBの方も駆けつけられ、賑やかなスタートになりました。



スペーシア車内

スペーシアの車内。登場から20年近くが経ちますが、車内はさすが特急、とても快適な道中でした。
早速寝てしまう人もいるほど。
因みにですが……今回の合宿では最初で最後の優等列車。
下今市駅からは、6050系の普通列車に乗り換えて東武日光駅を目指します。



小判乗車券

東武日光駅に到着。日光東照宮を見に行くためにバスに乗ります。
降車時の精算の手間を考え、「世界遺産めぐり手形」を購入。小判をデザインした面白い形の一日乗車券です。
15枚も並ぶと大金持ちになったような気になれます(笑)。



ピース

日光東照宮に到着。有名な三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)や徳川家康の墓などを見学しました。
宮内を背景に記念写真。
ピースに定評のある、と会内でも言われている会員、見事に観光写真です。



レモン牛乳

駅へ戻り今夜の宿に行くまでの待ち時間に、売店でレモン牛乳を購入。
「ごめんねごめんね」と書けば分かるそうですが……。
ばたばたしてたこともあり筆者は飲めませんでしたが、おいしかったようです。



JR日光駅

翌6日、宿を出てJR日光駅へ。
山小屋風の東武日光駅とは異なり、モダンな建物です。二階には1等車利用客向け待合室があり展示公開されていました。
一部の会員は、入場券を買ってホームを散策していたようです。



6050系車内

東武線(途中から野岩鉄道・会津鉄道)の普通列車を乗り継いで、会津を目指します。
6050系はその複雑な行き先から、車内にも行き先幕が設置されていてとても分かりやすくなっています。
しかしこの会員たち、全面展望を楽しんでいるのは分かりますが集(たか)りすぎですね……。



トロッコ列車

会津田島駅からは、トロッコ会津浪漫風号に乗車。
2両目のトロッコ車両に乗って、1時間と少し、風を感じながらの旅になりました。
ディーゼル列車なので走行音がかなり大きいのが難点ですが……。



車内照明

このトロッコ列車、天井に仕掛けが施されていて、トンネルに入って周囲が暗くなると星座をイメージした照明がつきます。
点滅もし、トンネルに入るたび車内には歓声が起きていました。
写真は出口付近で撮ったので、補助照明(ぼんぼり)がついています。



鶴ヶ城

会津若松駅に到着。バスで移動し、鶴ヶ城を見学しました。
場内の様々な展示物を見て、当時に思いを馳せました。
しかしとっても立派な外観です。



あかべえ

会津若松駅前のあかべえくん(?)です。会津若松ではどこでも見かけました。
現地を走る会津バスももちろん、この赤と黒のカラーリングです。
因みにこのあかべえ、首が動きます。



夕食

今日の宿での夕食。旬だからでしょうか、会津の茄子の様々な料理が並びました。
どれもとてもおいしく頂きました。ご飯も進みます。



喜多方駅

明けて7日、会津を朝出発し喜多方へ。午前中はラーメンと蔵の観光をしました。
駅前でほどなく合流し、予定の打ち合わせです。

今回の合宿、実はこのあと只見線を4時間半乗り通すため、希望者は別途レンタカーで追いかけることになっていました。
今日の目的地、越後湯沢まで追いつき追い越しを繰り返しながら進みます。



レンタカー

その追いかけるレンタカーです。
大きな8人乗りの車。免許を持った会員が安全運転で追いかけます。
只見線は全体的に速度が遅いうえに何度も長時間停車をするため、レンタカーでもらくらく追いかけられるのです。



タブレット交換

列車組は先に会津を出発。2両の気動車には意外に人が乗っていました。

只見線の会津若松〜只見間では、原始的なタブレットを使った方法で運行しています。
途中行き違いが何回かあり、そのたびに駅員さんがタブレットを持って走り回っていました。
写真は会津坂下(あいづばんげ)駅でのひとこまです。



栗饅頭

レンタカー組が出発して向かったのは、会津柳津の饅頭屋でした。
この饅頭屋の栗饅頭は「探偵!ナイトスクープ」という番組でも取り上げられており、 番組の大ファンである会員が行きたいということでレンタカーは組み込まれたといってもいいくらいです。
列車は数えるほどしか走っていないため、訪れるには車などを使う必要があるのです。
栗饅頭のほかに粟饅頭(字が似てますね、"くり"と"あわ"です)なども販売されています。



饅頭を手渡す

購入後、会津柳津駅へ。なんとか列車の時間に間に合い、列車組も饅頭にありつくことができました。
事前に色々言われていましたが、とてもおいしかったです。



奥只見ダム

レンタカーでそのまま奥只見ダムへ。
首都圏の電力需要に対応すべく建設されたダムはとても大きいです。
写真はダムから見下ろした下流の風景。その高さが分かるでしょうか。



田子倉駅

只見駅にレンタカー組がおらず、どうしたものかと思案した列車組。
(会津柳津の栗饅頭以外、予定は一切知らされてませんでした)

レンタカー組が先回りしたのはその一つ先、田子倉駅でした。
この駅、冬季は雪のため営業休止となり列車は通過する臨時駅ですが、こんな駅でもDoCoMoの電波は入るみたいです。



最後の晩餐

無事只見線を走破、レンタカーも無事越後湯沢に到着。
宿近くの料理屋に入り、最後の夜の食事としました。
内陸なはずなのに多くの種類があった海鮮丼などを食べました。
写真のサラダ、大きそうな器に入ってますが実際とても大きかったです。最後の夜を飾るのにふさわしかった……かな。



電車でGO!

最終日の8日、時間の都合で12時の列車まではフリー。
ロープウェーで近くの山を登った会員もいたみたいですが、大半は構内をぶらぶらしてました。
そんな中、構内のゲームコーナーにアーケード版「電車でGO!」があるのを発見。
ここから出ているはくたか号が走る北越急行線が収録されているので、その関係かもしれません。
早速筆者もやってみましたが……意外に難しいものです。難易度2でも完走できませんでした。



土合駅下車

上越線の上り普通列車で土合へ。この近くではまだまだ115系が活躍しています。
越後湯沢では小雨が降っていたのに、「国境の長いトンネル」を抜けた土合駅では見事に晴れました。
山の向こうの空は暗くなってます。やっぱりこちらは関東だと思いました。



土合駅

土合駅の駅舎。山の中でも存在感のある山小屋です。
改札口も多く、昔はここから大勢の登山者が山を目指したことでしょう。実際、いまも待合室の片隅には登山届が置かれていました。

その待合室には駅ノートも置かれ、大勢の訪問者が思い思いの文章やイラストを残していました。
とある会員も早速記入していったようです。

天気がよかったので、駅の外に出て草むらで駅弁を食べました。ちょっとした遠足風です。



土合駅階段

一旦越後湯沢まで戻るために、下りホームへ向かいます。
下り線は地下深くをトンネルで通るため、長い階段を下りる必要があります。
……写真の階段、462段あります。登らなくて本当によかったです。



湯檜曽ループ線

再び上りの普通列車に乗り、今度は土合を通過します。
上り線はまだ長いトンネルを掘れなかったため、大きく円を描くようにして高度を稼いで高いところを通っています。
列車はこの後ループしながら高度を落として、写真に見える線路を通ります。



高崎駅解散

水上駅で最後の列車に乗車。最後ぐらい……と期待しましたが広島にもいる115系でした。

17時、高崎駅に着いたところで今回の全日程が終了。一旦外に出て解散としました。
長距離の移動になりましたがお疲れさまでした。楽しんでいただけたでしょうか。

てっけんの合宿はここで終わりですが、まだまだ旅は続きます。






新歓ハイク ( 2009.6.20)

西条駅にて

また例によっていつもどおり西条駅に集合しました。
梅雨ど真ん中なのに晴れてくれてよかった・・・
今回のハイクは呉線一周&大久野島という、去年や一昨年に比べれば比較的余裕あるスケジュールです。
このハイクが「てっけん」での公式旅行初という新入生たちが多数来てくれました。
今回は遅刻者『ほぼ』なし。



三原城跡

まずはいつもの山陽線で三原駅まで行きます。
いつもどうり山陽線は115系がやってきたのでカット。
三原で途中下車をして、少しの間自由行動に。
数人は三原城跡を見学。
三原は駅の裏手がすぐ三原城跡という、福山と少し似たところがあります。



105系@三原駅

三原駅から呉線へ。
ここから呉線一周の旅が始まります。
まずお世話になるのは105系。
いつもどおりちょっとした撮影会。
なんだかこのカラーリングの105系ってパンダに見えません?



忠海駅

まずは忠海駅へ。
ここから船で大久野島へ向かいます。
"ただのうみ"って謙遜した名前、好きですよ。



方向表示器

忠海の踏切で見つけたもの。
古い!
この方向表示器を見て喜ぶのはおそらくひとりだけであろう!
もしかしてこのタイプ、まだ結構残存していたりするんですかね?



マリンビュー

船の待ち合わせ時間中に上りのマリンビューが通過。
跡で乗ることになるので、この時は見送るだけ。



海

忠海の港にて。
青い空、青い海。
こういう風景って心癒されますよね。
本当に晴れてよかった。



乗船

大久野島と愛媛県の大三島はここから行けます。
車でいけるのは大三島のみ。
大久野島は車、バイク乗り入れ禁止です。
そのため、普通の人のみの船と大三島に行くフェリーの2種類の船がやってきます。
行きは普通の船タイプ。
誰かさんは操縦席を見てウハウハしていました。
この船、エアコンは効いてないわ、開けているドアから波しぶきが入るやら・・・



休暇村

大久野島に上陸後はまずは休暇村で昼食。
やたらタコのメニューがあったような。
この休暇村で宿泊も出来ます。
いつも春休み前なんかにチラシが送られてきてました。
そのチラシのサークル割引、かなり安いのにこのサークルでは使い道があまり無いんですよね。
話がそれました。
昼食後はお土産を見たり、ウサギの餌を買ったり・・・



毒ガス資料館

昼食後は毒ガス資料館でお勉強。
大久野島は太平洋戦争中、毒ガス製造を行っていました。
その関係で島中に昔の遺構が。
館内は当時実際に使われていた道具などが展示されています。



たわむれ

お勉強の後は、島の野うさぎと遊びます。
といっても野生のウサギなのでなかなか寄ってきてくれないんですね。
餌の手渡しもウサギはすぐに逃げれるように体を思い切り伸ばして食べます。



折鶴

戦争の島ですので、折鶴もたくさんありました。
そんなことわからないであろうウサギさんたちはその影で涼んでいたり・・・



ううさぎさん

ウサギ、かなりかわいいです。
モフモフしたい〜。



うさぎさんその2

モフモフしたい〜。
一時うさぎ戯れサークルになっていたり・・・。
かわいいからしょうがないよね。



曲芸?

誰かさんは猿回しならぬうさぎまわし。
こんなにしっかりと立てるんですね。
何度もしているもんだからきっと簡単なんだろうとやってみると、全く立ってくれません。
それ以前に野生ってあまり人に近寄ってくれませんし。



砲台跡

南部砲台跡です。
さすがに砲はありませんが、土台はしっかりと残っています。
この上からは海や瀬戸内海の島々が見えます。
現役のころは人がたくさんいたのでしょうか。



登山

南部砲台見学後は、山の頂上の展望台へ行く人と発電所へ行く人の二手に分かれました。
展望台への道は厳しく、アスファルトの道を登ったあと、さらに階段を上って一気に高度を稼ぎます。
地図の等高線が異常だから気づいてはいましたが、結構しんどいですね。
というか、833氏、草履で大丈夫ですか?。



展望台

展望台からの風景。
海と瀬戸内海に浮かぶ島々が一望できました。
綺麗でしたが、山登りがしんどかった・・・。
星座早見表があり、きっと夜は一面の星空となるんでしょう。
ただ街灯一切なしの暗闇に来る勇気があればの話ですが。(その前に山に登れるのか?)



ひょうたん島

人形劇のひょっこりひょうたん島のモデルとなったといわれる島。
確かにひょうたんの形です。
まさかいきなり火山噴火して島が動き出し、漂流することは無いでしょう。



中部砲台跡

展望台のそばにある中部峰台跡です。
ここはどうやら昔宿舎に使われていたそうです。
説明書き曰く、日露戦争のときのもので太平洋戦争中にはすでに砲台は無かったそうです。
しかしこういう遺構って、なんだか怖くないですか?



中

その宿舎の中。
壁のところどころにあるボルトの跡のようなものが寝具を吊るしていた後だそうです。
日陰なので涼しかったです。決して別の理由ではありません。



発電所

発電所跡です。
しっかりと廃墟になってました。
こういうの、結構見るの面白いですよね。
ここはこの建物のでかさを利用して風船爆弾も作っていたそうです。
きっと変形合体ロボも・・・



瀬戸内海

やっぱり海は綺麗です。
青い空、青い海。
被写体がいいと気持ちもいい!



フェリー

たっぷり堪能した後は忠海に戻ります。
帰りは大三島からやってきたフェリーに乗船。
フェリーが来てもここで乗り降りできるのは人のみ。
こっちの船はエアコンが効いて極楽。
大きい船のほうが揺れにくいのかな?。



マリンビュー

ここから広島までマリンビューで戻ります。
これにて呉線一周完乗。



車内にて

マリンビュー車内にて。
しっかりと改造されたキハ47型は、ゆったりと旅をさせてくれます。
誰かさんは酔っ払って夢の世界へ旅立たれました。
それにしても快速のわりに運転停車が多いなあ・・・



広島駅

マリンビューに揺られていつの間にか広島駅。
ここで夕食とします。
市内から参加されたお二人とはここで解散。
楽しい旅もあと少し。



西条帰宅

115系に揺られること約40分。
西条に戻ってきました。
一日お疲れ様でした。
今回の旅行、楽しんでいただけたでしょうか?



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