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 てけカメ 2010年度上半期 



ここでは、てっけんメンバーが撮影した画像を公開しています。

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〜 2010年度上半期 〜




夏合宿 ( 2010.8.16〜19)

大阪駅

今年の夏合宿は、近年その数を減らしつつあるブルートレインに乗ろうともくろみ、寝台特急日本海に乗るルートを取ることにしました。

8月16日の17時に大阪駅10番のりばで集合。
実はちょうど1か月前、寝台券の事前予約をしていたものの、人数分確保できないという緊急事態が発生。その後、喫煙車は空いていることが判明し、なんとか人数分確保することができました。
このような紆余曲折を経て確保できた日本海の寝台券。寝台券を配っているときの会員のテンションは、筆者を含めて上がっていく一方です。



日本海

ついに日本海が入線!
多くの会員が写真撮影に夢中になっていました。胸の鼓動がさらに高鳴っていきます。



日本海車内

いよいよ車内に潜入!実は、筆者もブルートレイン初体験だったので、この時のテンションはマックスになっていました。車内では弁当やビールを片手に楽しい会話が弾んでいきます。
そんな中、ある心配な出来事が。湖西線に入ったとたん大雨が降り始め、どんどん列車のスピードが落ちていき…。この影響で日本海は30分も遅れてしまうことに…。
そんな心配をよそに、車内ではトランプやUNOなどでさらに盛り上がっていきます。



緊急会議

翌日の早朝。筆者は当時の会長のTerminal氏にたたき起こされました。この時、すでに羽越本線に達していた列車ですが、まだ遅れをほとんど取り戻せていなかったのです。
このままではその次に青森で乗り継ぐ八戸行きのスーパー白鳥との接続が危うくなり、後続のうみねこ号、三陸鉄道の貸し切り列車も乗れなくなる…。そこで、日本海の車掌に接続を取ってもらうよう交渉開始。起きていた会員の間でも緊急会議を開きました。
こうした努力が実り、わずか1、2分ではあるものの青森での接続を取ってもらうことに成功しました。会員の間では一気に安どが広がりました。



スーパー白鳥

青森〜八戸間ではスーパー白鳥に乗車。
2007年度に蟹田〜木古内間で乗った実績はありますが、この区間は初めて。しかも、2010年12月4日の東北新幹線全線開業に伴う3セク化によってこの区間で特急が走らなくなるので、これが最初で最後の乗車!
会員はこの最後の風景を目に焼き付けていただけたでしょうか?



うみねこ号

八戸でうみねこ号に乗り換え。
うみねこ号はキハ48系を改造した観光列車。全車自由席で、リクライニングシートが採用されています。
でも、この列車、冷房が付いてなく、国鉄時代からの扇風機のみ。ちょっと暑苦しかった気が…。
後、八戸駅では事前予約しておいた昼飯用の駅弁も受け取りました。



うみねこ号車内

八戸市内に含まれる鮫駅までは地元の高校生でごった返していた車内も、そこを過ぎると一気に観光ムードに。比例するように、きれいな海岸風景も次第に広がっていきます。S田さん、小宮さんの2人組も景色にうっとりです。



貸し切り列車

久慈駅に到着し、いよいよ三陸鉄道の貸し切り列車に乗り換え。
てっけんの夏合宿で貸し切り列車を手配するのは、おそらく史上初!今回貸し切ったのはお座敷列車。海側は掘りごたつタイプで、山側は全面敷きタイプにすることができました。
お座敷列車にはめったに乗れないということもあって、会員全員がワクワクしながら乗り込んでいきます。



乾杯

この日の昼食はお座敷列車の車内でとりました。久慈駅のホームの自販機で売られていた岩手県各地の特産品を使ったジュースを片手に乾杯!各会員がおいしそうに駅弁をほおばっていました。
ちなみに、筆者は八戸駅弁ではなく久慈駅のうに弁当を購入。月曜を除く4月〜10月までの1日20食限定の幻の駅弁だそうです。ウニの炊き込みご飯の上にびっしりとウニが敷き詰められていて、とてもおいしかったです。注文したのは結局筆者だけだったけど(汗)。



長時間停車

眺めがいい鉄橋があるということで、その鉄橋の上で長時間停車するダイヤを組んでもらいました。
見てください!この絶景を!きれいな海を堪能することができました。山側には国道の橋がかかっており、こちらもかなりの見ごたえです。
ちなみに、貸し切り列車のダイヤを考案したのはTerminal氏と紙吹雪氏です。2人ともありがとうございます。



行き違い

途中の普代駅では、何と臨時列車同士の行き違いが!右がてっけんで乗ってきたお座敷列車の車両で、左が別の団体が乗っていた一般車両。一般車両には高齢者の団体が乗っていて、こちらのお座敷列車を物珍しそうに見ていました。



カラオケ

普代の次に止まった田野畑では、参加者全員で記念撮影をしました。
撮影を終え車内に戻った後、車内にあった機械を使って、まさかのカラオケ大会に!このカラオケ機器、設置されたのは2000年くらいと、少し古め。さすがに最近流行りの曲は歌えなかったものの、それでも大いに盛り上がりました。



アイフルホーム宮古駅

久慈から列車に揺られること約2時間。ついに終点宮古に到着!「アイフルホーム宮古駅」になっているのは、命名権売却によるものです。
ちなみに、今回の貸し切り代金は、三陸鉄道や沿線自治体が実施している補助制度を活用し、1両25000円に抑えることができました。三陸鉄道の関係者の皆様にはこの場を借りて深く感謝します。



浄土ヶ浜

さて、宮古駅からはバスに乗り、有名な景勝地・浄土ヶ浜に到着。ここから浄土ヶ浜観光船に乗り込みます。
実は、本来は浄土ヶ浜に行くグループと有名なローカル線・岩泉線の乗りつぶしに行くグループと二手に分かれる予定でした。ところが、7月に岩泉線で土砂崩れによる脱線事故が発生、そのまま不通になってしまったため、全員浄土ヶ浜に行くことに。
浄土ヶ浜は、風光明美な風景はさることながら、うみねこの生息地としても有名です。写真は天然記念物にも指定されているローソク岩。もともとは岩泉線に行く予定だった筆者でしたが、浄土ヶ浜の風景やうみねこの群れには大満足しました。



餌付け

この観光船の最大の魅力は、何といってもうみねこに餌付けができること!
餌に使うのは、生地に海藻類を混ぜ込んだ1個100円のうみねこパン。人間も食べられないことはないらしいのですが、海藻類が嫌いな筆者は食べませんでした。
それにしても、餌に群がってくるうみねこの勢いがすごいこと。パンを差し出すとうみねこが勢いよくついばんでくるから、くちばしや爪が当たって痛くてたまりませんでした。しかも、筆者の場合、最初に用意したパン丸ごと1個うみねこにかっさらわれたのですが…(涙)。
最初は怖がっていた筆者でしたが、次第に餌付けに慣れていきました。中には調教師のようにうまくえさを与えている会員もいました。
リアス式海岸や周辺の島々の絶景や、うみねこの餌付けで歓声に包まれた浄土ヶ浜観光船は、会員全員におおむね大好評だったようです。



豪華な料理

2日目にして、この旅行で初めての旅館。港町であることを反映してか、この日の夕食は豪華な海鮮料理がいっぱい!食事の前に、旅館の人が一品一品丁寧にどんな料理かを解説してくれました。
どんな料理だったかをお見せします。
お刺身やカサゴの焼き魚、ホタテのみそバター焼きなどなど…。中にはマンボウの酢のものといった、かなりのレア物も!筆者にとっては茶わん蒸しが心に残っています。なんとこの茶わん蒸し、ウニも一緒に入ったかなりのぜいたく品!普段は食わず嫌いをしていた筆者も、あっという間に茶わん蒸しを平らげてしまいました。



はまゆり号

次の日、18日の朝。旅館の送迎車に送られ、JR宮古駅に到着。ここから次なる目的地・花巻を目指します。
宮古〜花巻までは快速はまゆり号に乗車。
はまゆり号は盛岡〜花巻〜釜石間を1日3往復していますが、うち1往復は釜石から延伸する形で宮古発着になっています。今回の旅行では、その宮古からの便をうまく活用することができました。



はまゆり号車内

今回は指定席を確保。特急列車さながらのリクライニングシートになっていて、かなり快適でした。
釜石からは釜石線に突入。途中、180度方向転換をする箇所があり、その様子を写真に収めている会員が多くいました。また、釜石線自体、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルになった路線であることから、蒸気機関車が運行されたり、駅名として彼が愛用したエスペラントの表記がつけられたりしており、大変魅力のある路線です。



やぶ屋

花巻駅で下車し、歩いて10分ほどでわんこそばの老舗のやぶ屋に到着。
実は、わんこそばは花巻が発祥の地。しかも、やぶ屋は宮沢賢治の行きつけの店でもあったんだそうです。賢治はその店をブッシュ(=やぶ)と読んで慕っていて、いつも天ぷらそばとサイダーを一緒に注文していたんだとか。こういう由緒のある店に入るのって、なんだかワクワクしません?



わんこそば

わんこそばの食べ方のルールはいたって簡単。お団子サイズほどのそばひと玉分を食べて、すぐにそばをお椀についでもらい、また食べて…の繰り返しです。つゆがお椀の底にたまってきたら、真ん中に置かれている大きなボウルに捨てます。ギブアップするときには、お椀にふたをすることで知らせます。
全員の準備が済んだところで、いよいよわんこそばバトルの開始です!最初はみんな勢い良く食べるものの、だんだんとペースが落ちていきます。
全員がリタイアしたところでバトルは終了。結果は、大多数の予想を裏切らず、Terminal氏が100杯以上と2位以下に圧倒的な差をつけて勝利しました。ちなみに、筆者は74杯で3位と健闘しました。
わんこそばの杯数は会員の間で個人差がありましたが、皆さん楽しんでいただけたでしょうか?



賢治記念館

わんこそばを堪能した後は自由行動へ。筆者を含め、多くの会員はバスで宮沢賢治記念館に向かいました。
賢治記念館の入り口には、彼の作品の一つである「猫の事務所」をモチーフにした記念撮影コーナーが設けられていました。M戸氏が両側の猫に挟まれて記念撮影に応じてくれました。
館内は撮影禁止でしたが、展示内容が充実していてとても面白かったです。後、「注文の多い料理店」に出てくるレストラン「山猫軒」をモチーフにしたおみやげ屋・レストランもありました。
残りの会員は、花巻温泉に行ったグループもあれば、一人新花巻駅に写真撮影に行った会員もいたようです。 この後、花巻駅に再び集合し、東北本線の列車で水沢まで向かって、そこの宿で泊まりました。



中尊寺

最終日の19日。水沢からさらに南下し、平泉に向かいました。
この日のスケジュールは少々きつめに取っていたため、寝坊で観光する時間が少なくなることが懸念されましたが、会員全員が早起きをし、逆に予定より早めに水沢を出発することができました。
ここでも自由行動。筆者を含め、多くの会員はバスで中尊寺の入り口まで移動しました。本堂、金色堂は山の上の方にあります。いざ出発!



義経堂

会員の中には平泉駅前のレンタサイクルを借りた人もいました。
実は、平泉には中尊寺以外にも奥州藤原氏や源義経に関係する文化財がいくつかあります。とある会員はその一つ、高館義経堂に行きました。これは第四代仙台藩主伊達綱村によって建立されたものです。文字通り義経をしのんで建てられたものですが、読み方は「ぎけいどう」です。



毛越寺

義経堂と並んでもう一つ有名なのが毛越寺(もうつうじ)です。
この寺院も、往時の奥州藤原氏の繁栄をしのばせるものの一つです。中でも、当時の浄土信仰を背景に造営された浄土庭園は息をのむほどの美しさです。
それにしても、「中尊寺」は一発変換できるのに、「義経堂」と「毛越寺」はなぜかできません。こちらの2つの方も有名だというのに…。



本堂

話を中尊寺の方に戻しましょう。
参道を登ってしばらくすると、中尊寺の本堂に到着です。中尊寺といえば、歴史の教科書では金色堂ばかり取り上げられますが、本堂も結構立派な建物です。会員みんなが本堂に向かって手を合わせ、おみくじも楽しんでいました。



め

本堂をすぐ出たところに、絵馬が掲げられていました。絵馬を見てみると…、「め」!?大量にあるけど、これはいったい何!?
実はこれ、目を祀っている峯薬師堂の所に掲げられていたもので、この絵馬にも目に関する願い事が書かれていました。最初はギョッとしましたが、面白いなあと思いました。



金色堂

ついに、最大の見どころである金色堂に到着!外を囲っている建物は文化財保護のために後から建てられたもので、如何に厳重に守られているかが分かります。内部は撮影禁止だったので、内部を見た感想だけを記しておきます。
実は、筆者は最初、金色堂は外を囲っている建物いっぱいの大きさを誇っているものだと思っていました。ところが、実際には想定よりも一回り小さかったです。しかし、それでも黄金に輝く金色堂の荘厳さには圧倒されるばかり!金色堂を見ずにして一生を終えるのは本当にもったいないくらいです!他の会員もみんな金色堂に見入っていました。



句碑

江戸時代の俳人松尾芭蕉も「奥の細道」でこの地を訪れています。それで、中尊寺の境内にも彼の句碑と銅像が建てられています。

五月雨の 降り残してや 光堂

この地で詠んだ有名な句です。



貨物列車

参道の中腹には平泉の全景を眺められる展望台があります。
この日は金色堂からの帰りに立ち寄ってみました。国道4号線の旧道やバイパス、東北本線も見渡すことができます。
その時、東北本線を走る普通列車と貨物列車がちょうど通過していくではありませんか!筆者を含め、みんなが写真撮影に夢中になっていました。久しぶりに「鉄道研究会」らしい光景を見たような気がします(笑)。



仙台駅

平泉観光を終えた後、東北本線の普通列車を乗り継いで、ついに解散場所の仙台駅に到着です!
これをもって、4日間の夏合宿は無事に終了しました。最初は多少ハプニングがありましたが、みなさん、楽しんでいただけたでしょうか?

公式行事はこれで終了ですが、それぞれの旅はまだまだ続きます。






新歓ハイク ( 2010.6.5)

西条駅

広大生には毎度おなじみの西条駅です。
今年は諸事情が重なり、朝7時という異例の集合時間となりました。 かなりの遠出にもかかわらず新入生2名を含む13人の大団体です。
やはりというべきか、遅刻者が1名出ましたがなんとか八本松にて合流。 いつも通りの115系で広島駅を目指します。



新幹線ホーム

広島駅にて一旦下車、市内生と合流し新幹線ホームへ。

今年は若干の無茶を承知で、下関・門司港地区へ行くことになりました。 これもJR西日本の「こだま指定席往復切符」のおかげです。だいぶ安くなりました。
ハイクではほぼ初めての新幹線、会員たちも普段は行かない新幹線ホームに興味深々です。



300系

いよいよ行きの新幹線の入線です。
列車は300系、登場時は「のぞみ」用新型車両でしたが、今や古い部類。新幹線車両のサイクルの短さを感じずにはいられません。
ちなみに列車は「こだま」ですが、山陽新幹線で16両の「こだま」はこれを含むわずかな列車だけであとは短編成です。



300系車内

車内はさすが新幹線、ゆったりとした大きいシートが並びます。 いつも乗っている115系とは大違い、これだけでも乗った価値がありそうなものですがハイクはまだ始まったばかり。 各駅で「ひかり」や「のぞみ」を退避しながら新下関まで進みます。
大型時刻表を広げ、追い越し列車の推理。これもまた、乗ってる間の楽しみ……?



新下関駅

新下関駅に到着。可愛らしい掲示物に出迎えられます。
中心部まで在来線で2駅なためか、意外に人影はまばらでした。
駅前から路線バスに乗って関門海峡を目指します。



唐戸市場

バスを唐戸で降り、やってきました唐戸市場。
魚市場で有名ですが、実は農産物や生花なども販売する、総合的な市場なのです。
とりあえず目当ては新鮮な水産物、場内自由行動にして好きなものを探します。



寿司と汁とコロッケと

筆者が確保した品々をお見せしましょう。
寿司4種。ふくの汁。ふくのコロッケ。
さすが魚市場、どれもとてもおいしく頂きました。

後で聞いたところ、桜エビを肴に缶ビールを飲んだ人もいたようで……運転しなくてよい鉄道ならではですね!



関門トンネル(下関側)

唐戸市場を後にしバスで数分、関門トンネル人道口へ到着。 国道2号線の関門トンネルに歩ける道が併設(正確には車道の下にある)されており、歩いて九州へ渡れます。
折角なので歩いてみることにしました。エレベータで地下へ降り、意外に細い通路を歩きます。
自転車や原付もここを走ることになるためか、途中何台も見かけました。意外に生活に密着した道路のようです。



県境

ついに県境、ここを跨ぐと九州・福岡県です。結構分かりやすく大書きされています。
物珍しいのと九州本州の境界ということでちょっとした撮影会に。

誰かがやると思った、県境ライン上で壁のパントマイム。直後、某氏に後ろからつつかれて崩れます。いや面白かった。



客車にて

門司側へ出たところで下関駅17時集合ということで解散。 とはいっても特に何もなく海岸沿いに歩くことに。
しばらくしてめかり駅に到着。トロッコ列車「潮風号」まで時間があり、旧型客車を使ったカフェでひと休み。
写真にしてみると意外に旅情を感じるのは筆者だけでしょうか。動かないんですけどね。



潮風号

「潮風号」到着。ほとんどの人がすぐの便に乗り門司港地区へ向かいます。
その昔、南阿蘇鉄道で走っていたトロッコ列車を改造したもので、機関車は小型ながら客車はなかなかのスケールです。



トンネル内

めかり駅をでてすぐ、路線唯一のトンネルへ。
車内天井には様々な魚が光り、涼しさも相まってなかなか幻想的でした。
門司港まで約10分、ゆっくりと走ります。



めかり絶景バス

一方列車に乗らなかった筆者は、ひとり「めかり絶景バス」へ。
めかり公園を一周して関門海峡の眺めを楽しむ趣向です。
運行は西鉄バス北九州、日本一大きなバス会社・西鉄バスの子会社です。さすがにしてつ。



ガイド解説

バスには地元のボランティアガイドさんが乗り込み解説をしてくださります。
さらに途中の展望台では、約9分の停車中に展望台からの眺めや壁画などを降りて解説(途中下車扱いにはならず)。
充実した眺めと語りが25分で運賃180円とかなりお勧めのバスなので、お立ち寄りの際はぜひ。

めかり駅に戻り、遅れて「潮風号」で門司港を目指た筆者、結局下関駅まで単独でした……。



門司港駅

そのころ先に「潮風号」に乗った組は門司港駅へ。
1891年開業の駅舎は非常に歴史あるもので、重要文化財に指定されています。
今日は快晴、時刻も昼を回ってとても暑い。駅前の噴水で少し涼みました。




813系

JR九州の普通列車用車両・813系です。
広島で115系や103系を見慣れた身にはまぶしすぎるぐらいの形と色。どうしてこんなにもかっこいいんでしょう。

広島にも早く新車入れましょうよ!



九州鉄道記念館

ここで数名が分かれ、九州鉄道記念館へ。
小規模な施設ながら設備は充実しており、しっかりした車両保存(中にも入れる)や歴代「つばめ」号の資料展示、 運転シミュレータ、ミニ列車などなど、本当に色々あります。
写真は昔、九州鉄道時代に使われていた客車。これも大事に保存展示されています。

この後門司港タワーなどを訪れ、時間まで門司港を見ていたようです。



関門航路

残りの人々は早々と船に乗り下関へ。
日中20分毎と意外に頻発の渡し船、JR在来線と並んで大事な交通手段です。



海響館

そしてやってきたのは海響館。下関の水族館です。
入場料は若干お高いものの、かなり楽しめるスポットといえるでしょう。
オープンからすでに10年近く経ちますが、広島だとなかなか縁がない施設のためか、 会員の大多数がここに来ることになったようです。



ペンギン

各種水槽やイルカ・アシカショーもありますが、目玉は何と言っても最近オープンしたペンギン村。
屋外の展示場ではちょうど食事時で、飼育員がえさを与えてます。というかペンギンたかりすぎ。



運休

なにやら人が多いなぁと門司港駅の改札へ呑気に行くとこんな掲示が。
ハイクのすぐ近くで運転見合わせが発生したのも初めてではないでしょうか?
しかし巻き込まれなくてよかった。下手に小倉へ出ていたら身動きが取れずに試合終了だったと思うと……。



黄色在来車

無事全員が下関駅で合流、九州方面への長蛇の列(まだ列車が止まっていた)を横目に山陽本線ホームへ向かいます。
やってきたのは広島行のおなじみ115系。 ところがこの車両、黄色一色塗装でライト改造車にもかかわらず車内はボックスシート。
813系とのこの差は何!?

そのまま乗っていても約5時間で広島まで行けますが、そんな酔狂なことをする人はおらず、新下関駅で降ります。
途中幡生駅では解体中の103系が車窓を流れました。



500系こだま

新下関からは新幹線で広島へ帰ります。
やってきたのは500系の「こだま」。 デビュー当時は300km/hを誇ったこの車両も、いまは各駅停車として走っています。
この独特の形状、筆者は好きなんですけどね。



500系車内

今回のきっぷでは3列席を2人使用として販売してくれるので、行き以上に広々とした道中でした。
行き同様、退避を繰り返しながら進んで行きます。



さくら号!

新山口駅で下り線をゆっくり出発して言った車両、よく見ると来春営業開始予定のさくら号じゃないですか!
順調に試運転は進んでいるようです。来春が待ち遠しいですね。
ハイクの最後にいいものが見れて本当に良かったです。



広島駅

無事広島駅に到着。
長旅にもかかわらずそれほど疲れを感じないのはやっぱり新幹線のおかげでしょうか。
市内生とはここで分かれ、115系で家路につきます。
将来、いつかは西条から115系以外で旅立ちたいものです。



西条帰宅

西条到着。一日、長い旅行お疲れさまでした。
今回の旅行は楽しんでいただけたでしょうか?



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